2015年6月臨床科開催
2015/07/02
2015年6月21日に臨床科月例会を開催しました。
善木洋子先生による「火穴」の講義を行いました。
火の性質は、生理的には陽中の陽であり、心であり、熱を有しています。陽気であるために上昇する性質を持っています。
火経の病証としては、経絡病証は厥が顕れ、臓腑病証は厥逆が顕れます。火経は陽気で上昇・発散する力が強く、また熱い気であるため、厥、厥逆を治すには火経を抑えることが重要となってきます。その場合、火穴を使用することで、上昇の気を抑えることが可能となります。
特にアトピー性皮膚炎や胃・十二指腸潰瘍などの臓腑病証では、火穴に筒灸や直接灸などが有効と考えられます。
講義終了後に実技実習へ入る前、火穴の位置を確認しました。
善木洋子先生による「火穴」の講義を行いました。
火の性質は、生理的には陽中の陽であり、心であり、熱を有しています。陽気であるために上昇する性質を持っています。
火経の病証としては、経絡病証は厥が顕れ、臓腑病証は厥逆が顕れます。火経は陽気で上昇・発散する力が強く、また熱い気であるため、厥、厥逆を治すには火経を抑えることが重要となってきます。その場合、火穴を使用することで、上昇の気を抑えることが可能となります。
特にアトピー性皮膚炎や胃・十二指腸潰瘍などの臓腑病証では、火穴に筒灸や直接灸などが有効と考えられます。
講義終了後に実技実習へ入る前、火穴の位置を確認しました。